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英国紳士としての、叡智が結実。

英国紳士としての、
叡智が結実。

マイケル オブ ケント王子殿下は、
バックス & ストラウスのロイヤル ブランド
アンバサダーに就任。
アンバサダー就任を記念した特別コレクションが、
『ロイヤル ケント コレクション』です。


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バックス & ストラウスは、英国王室との密接なつながりを大切にしてきました。おかげで、創業230周年を迎えた2019年、英国王室のマイケル オブ ケント王子殿下からご指名を賜り、光栄にもパートナーシップを締結しました。さらに、王子殿下は、ロイヤル ブランド アンバサダーに就任され、このパートナーシップの締結、および、ロイヤル ブランド アンバサダー就任を発表するための舞台として、日本が選ばれたことは、記憶に新しく、印象深い出来事でした。

マイケル オブ ケント王子殿下は、英国国王ジョージ5世の四男であるケント公爵ジョージ王子とマリナ妃の次男として、1942年7月4日、バッキンガムシャー州アイヴァーで誕生。現在の英国女王であるエリザベス2世の従弟であり、また、女王の夫君 エディンバラ公の従甥となります。2003年、国王への貢献によりロイヤル ヴィクトリア勲章の最高位、グランド クロス章を授与されています。

王子殿下の颯爽とした立ち居振る舞い、そして、細部のディテールにまで気を配った見事な着こなしは、英国の伝統とモダンな感覚を両立させた格式の高いブリティッシュ スタイルを表現し、国内外のファッション関係者から熱い視線を浴びています。2007年には、ビスポークテイラーの中心地であるロンドンのサヴィル ロウに起ち上げられた、“サヴィル ロウ ビスポーク協会”の代表として、フィレンツェの服飾見本市ピッティ ウオモなどに参加。英国王室を代表する、洒落た英国紳士としての資質と叡智が、高く評価されています。

また趣味でも、英国紳士らしい多才な一面で魅せてくれます。ヴィンテージカーの愛好家でもある王子殿下ですが、コンコース オブ エレガンスという、出展される自動車のクオリティ、格式ともに英国の最高峰であるコンクール デレガンスのパトロンを努めています。

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マイケル オブ ケント王子殿下は、バックス & ストラウスのロイヤル ブランド アンバサダーにも就任され、就任を記念した特別コレクションとして、バックス & ストラウスと共同でデザインした『ロイヤル ケント コレクション』を発表しています。

『ロイヤル ケント コレクション』は、王子殿下もお気に入りだという、楕円形のケース形状であるリージェント コレクションがベースとなっています。メンズ コレクションは、王子殿下の紋章をダークブルーの文字盤にあしらい、レディース コレクションは、真珠色の文字盤に王子妃の紋章とダイヤモンドをあしらっています。

王子殿下には、自ら、バックス & ストラウスのダイヤモンドウォッチの仕上がりに触れ、さらに、ブランドが誇る歴史的な背景や伝統、また、卓抜したクラフツマンシップについて学んだ結果、パートナーシップ締結を快諾してただきました。ダイヤモンドウォッチの製作を手がけているのは、フランク ミュラー率いる、フランク ミュラー ウォッチランドです。そこで、王子殿下は、2018年秋、ジュネーブのジャントゥにあるフランク ミュラー ウォッチランドの工房を訪ね、バックス & ストラウスのダイヤモンドウォッチの極めて高い品質の背景を知り、強い確信を得ることができたと語っています。

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オート オルロジュリーという言葉は、高級腕時計と訳されることが多いようです。バックス & ストラウスのダイヤモンドウォッチは、すべてがオート オルロジュリーと呼ぶに相応しい、高い資質を備えていますが、ここで紹介するルネサンス コレクションは、より流麗に、より薄く、現代のオート オルロジュリーとして際立つ存在となっています。もちろん、バックス & ストラウスのダイヤモンドウォッチですから、英国の繁栄とともに築きあげられ、整備されていったロンドンの街並みと景観を発想の源としています。ルネサンス コレクションにも、ロンドンに由来する、クラシカルなラウンドウォッチであるピカデリー、大胆な楕円のリージェントの2つのコレクションがあり、ともに女性用、男性用モデルを用意しています。

ルネサンス コレクションは、卓越性を追求し、技術とデザインの限界を超越した新時代の超薄型時計であり、次世代の傑作でもあります。世界最古のダイヤモンドメゾンが誇る、創造性と高い品質を求め、腕時計創りの頂点ともいえる作品として仕上げています。

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MASTERS OF DIAMONDS SINCE 1789

Making of the case

永い歴史とともに伝統を培い、世界的にも高い評価を得てきているダイヤモンドメゾンが、バックス & ストラウスです。創業した時代には、時の大切さを感じさせる、フランス革命などが記録されているほどです。これほど輝かしい実績のあるダイヤモンドメゾンだからこそ、ダイヤモンドウォッチにセットするダイヤモンドには、天然でクラリティが高く、希少なダイヤモンドだけを厳選しています。

そこで、バックス & ストラウスで手掛けているダイヤモンドやダイヤモンドウォッチのことを、もっと知り、理解していただくため、究極のダイヤモンドウォッチができあがるまでの物語をお届けしています。さて、長い物語も、いよいよ終盤に差し掛かってきました。今回は、最高品質のダイヤモンドをセットしたダイヤモンドウォッチのための、精緻な「ウォッチケースの製作」工程の第4回として、幾つかのダイヤモンドのセッティング技法をお届けしていきます。

前回は、ダイヤモンドをセットする工程として、宝石の世界ではオーソドックスなセッティング技法である「ベゼル セッティング」、金属製の爪/プロングを使用する「クロー セッティング」、石留を見せない「インビジブル セッティング」を紹介しました。

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今回も、引き続き、ダイヤモンドをセットする工程を紹介していきますが、まず、より頑強なセッティング技法として知られている「パヴェ セッティング(石畳留め)」です。パヴェとは、フランス語で石畳を意味しています。まるで、石畳のために石を敷きつめていくように、小粒で、サイズを揃えたダイヤモンドを数多く準備し、しっかりとすき間を詰めながらセッティングしていきます。ダイヤモンドは、金属を丸めた粒状のもので留めますが、この金属の粒は、クラフツマンがダイヤモンド周辺の金属を掘り起こして丸めていきながら、手づくりしたものです。このクラフツマンが手づくりしていく過程で、敷石を敷きつめたような視覚効果を生み出し、光り輝く海原が果てしなく続いていくようなデザインを創り出しているのです。

最後に、もっとも複雑なセッティング技法である、「スノー セッティング」を紹介しましょう。文字通り、雪景色の美しさを再現したセッティング技法ですが、クラフツマンのクリエイティブな閃きが、とても大切な要素となります。サイズの異なるダイヤモンドを独特の並び方で滑らかに配置し、ダイヤモンドの下にある金属部分が見えないように埋め尽くし、煌めくような雪景色を演出しています。

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「ウォッチケースの製作」は、ダイヤモンドのセッティングを終えると、いよいよ、ケースの研磨、刻印など、仕上げの段階を迎えます。


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