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英国気質が、文化を鍛えてきた。

英国気質が、
文化を鍛えてきた。

英国気質は、あらゆる側面から人々を鍛え、
独自の文化まで生み出してきました。
英国らしいスピリットを継承したのが、
バックス & ストラウスのダイヤモンドウォッチです。


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腕時計の世界に、オート オルロジュリーという言葉があります。時計で知られたスイスなど、ヨーロッパで使われることの多いフランス語です。日本では、高級腕時計と訳すことが多いようですが、実際に使われている場面を考えると、もっと奥の深い意味が込められているのではないでしょうか。確かに、美しい仕上げと高度なメカニズムを備えた腕時計であることはもちろんですが、背景にある卓抜したクラフツマンシップなど、類い希なる要素が絡み合い、結実していることが大切です。バックス & ストラウスのダイヤモンドウォッチは、すべてがオート オルロジュリーと呼ぶに相応しい資質を備えていますが、とくにルネサンス コレクションは、より流麗に、より薄く、現代のオート オルロジュリーとして際立つ存在となっています。

もちろん、バックス & ストラウスのダイヤモンドウォッチですから、英国の繁栄とともに築きあげられ、整備されていったロンドンの街並みと景観を発想の源としています。ルネサンス コレクションにも、ロンドンに由来するピカデリーとリージェントの2つのコレクションがあり、ともに女性用、男性用モデルを用意しています。

ルネサンス コレクションのために用意された、18K ローズゴールド、またはホワイトゴールドによる極薄のエレガントなケースには、ラウンドブリリアントカットの理想的なプロポーションである“アイデアル カット”を施したダイヤモンドだけを、2列、または、3列、惜しみなくセットしています。そればかりか、厚さ6.1ミリという極薄を実現したケースながら、このような極めて薄いケースにダイヤモンドを寸分の狂いもなくセットするという熟練したクラフツマンの精緻な技には、誰もが驚愕するばかりです。また、この現代的なダイヤモンドウォッチには、ケース表面にダイヤモンドをセットしていないクラシック タイプもありますが、すべてのコレクションのリュウズには、バックス & ストラウスならではの特徴である、クラウン ジュエルと呼ぶ、1粒のダイヤモンドを手作業でセットしています。

ルネサンス コレクションは、卓越性を追求し、技術とデザインの限界を超越した新時代の超薄型時計であり、次世代の傑作でもあります。世界最古のダイヤモンドメゾンが誇る、創造性と高い品質を求め、腕時計創りの頂点ともいえる作品として仕上げています。

上の写真で、ルネサンス コレクションが置かれているのは、小さな穴が無数に開けられた、オルゴール用のディスク/円盤です。英国のキース ハーディング社という専門メーカーが製作したステレオ型のディスク オルゴール用で、2枚のディスクを並列にセットして演奏できるため、双子座を意味するジェミニというモデル名で呼ばれています。なんと、同じ曲を2枚セットし同時に演奏すると、ステレオ効果が得られます。機械部分は、大型の木製ケースに収められていますから音響効果もよく、オーディオ機器にも負けないぐらい、音の広がりも感じ、臨場感たっぷりの演奏を愉しむことができます。この精緻なメカニズムからは、バックス & ストラウスのダイヤモンドウォッチを手掛ける、クラフツマンシップにも通じるものを感じます。

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このキース ハーディング社のジェミニをはじめ、250台もの自動演奏楽器を集めた「ホール オブ ホールズ」という博物館が、山梨県の清里高原、萠木の村にあります。展示されている自動演奏楽器は、シリンダー オルゴール、ディスク オルゴール、そして、自動演奏するオルガンやピアノ、ヴァイオリン、また、自動人形などで、ヨーロッパを中心に、アメリカ、そして、日本で製作されたものです。

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バックス & ストラウスは、あらゆる創造をダイヤモンドを起点にして始めます。もちろん、永い歴史と伝統を誇る老舗のダイヤモンドメゾンとして、最高品質のダイヤモンドの魅力を存分に伝えるためです。たとえば、ダイヤモンドの美しさを際立たせるデザインを採用した、究極のダイヤモンドウォッチを誕生させることができたのも、このようなダイヤモンドメゾンとしての凜とした姿勢のおかげです。

新たな視点で磨き上げていったルネサンス コレクションは、ダイヤモンドの美しさを際立たせるデザインを採用しながら、精緻な機械式時計としての魅力も随所に秘めています。まず、厚さ2.5ミリという極薄の機械式ムーブメントを搭載し、これだけの美しいムーブメントを堪能するために、サファイア クリスタルの裏蓋を通して眺めることができます。さらに、複数色から選べるダイアルには手作業でローマ数字が配され、アリゲーターストラップには、18Kのホワイトゴールドまたはローズゴールドのバックルが取り付けられています。

腕時計の製作を手がけているのは、現代の天才時計師と讃えられるフランク ミュラー率いる、フランク ミュラー ウォッチランドです。ダイヤモンドのためにデザインされ製作されたコレクションは、真にラグジュアリーなダイヤモンドウォッチとして誕生しました。

なぜ、バックス & ストラウスのダイヤモンドウォッチは、徹底して英国とロンドンに傾倒し、大きなテーマとして真摯に取り組んできているのか。まず、世界最古のダイヤモンドメゾンとして、世界でも有数の宝石商だけが集まるロンドンに拠点を置き、永い間、ダイヤモンドビジネスを貫いてきたという実績があります。英国のど真ん中に身を置き、世界中を相手にしてきたという自負もあります。ロンドンを拠点と定め、社屋を建てた19世紀初頭には、この英国の首都は、世界でも名だたる活気あふれる国際都市として躍動していました。だから、英国の誇る伝統や文化などに敬意を表しているのです。

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MASTERS OF DIAMONDS SINCE 1789

Mining the Diamond

バックス & ストラウスは、すべての創作をダイヤモンドから始めます。もちろん、ダイヤモンドウォッチもです。天然でクラリティが高く、希少なダイヤモンドには自信もあります。そこで、ダイヤモンドが地球内部で生み出されるところから、ダイヤモンドウォッチの誕生まで、シリーズでを分かりやすくお伝えしています。第1回は「ダイヤモンドの形成」、第2回は「ダイヤモンドの発掘」でした。

さて、第3回ですが、「ダイヤモンドの採掘」についてお話をしていきます。第1回、第2回でお伝えしたように、ダイヤモンドが形成され、発掘されるまでの物語は、奇跡としか言いようがありませんでしたが、さらに奇跡は続くのです。ダイヤモンドの発掘に保証など何もありません。豊富な経験、徹底した調査によって希少なダイヤモンドの存在を確認できたとしても、ダイヤモンドは地中に眠ったままであり、掘り出す作業に取りかからなければいけません。

ダイヤモンドは、ダイヤモンド専用の鉱山で採掘します。鉱山は、世界中に存在していますが、最大級のものはロシアにあります。さらに、最新の採掘量の多い順位は、ボツワナ、カナダ、アンゴラ、南アフリカ、コンゴ、そして、ナンビアなどの国々が続きます。

地中にあるダイヤモンドは、想像を超えて、実に、さまざま状態で眠っています。そうなると、採掘の方法にもいろいろな手段が必要となりますが、代表的な3種類の採掘方法を紹介しましょう。

まず、もっとも一般的な方法は、地下250メートルほどまでの地中に眠っているダイヤモンドに有効なオープンピット採掘法と呼ばれるものです。ダイヤモンド原石を地表近くまで運んできたキンバーライトという火山岩を探し、これを覆っている砂と岩石の層を除去した後、約3,000トンほどもの鉱石を爆破作業によって砕き、砕いた鉱石を専門家が検査し、ダイヤモンドを探していく方法です。

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次に紹介するのは、パイプ鉱床採掘法ですが、よく普及した方法でもあります。ダイヤモンドを運んできたキンバーライト火山岩の鉱床に道具を挿し込んで掘り起こし、掘り起こした土壌を運び出し、ここに含まれるダイヤモンドを専門家たちが選別する方法です。一般に、キンバーライト鉱床をパイプ鉱床と呼ぶことから、この採掘法の名称が生まれました。あらかじめ、パイプ鉱床の存在を示す証拠が発見されている場合に有効な方法ですが、1カラットの高品質のダイヤモンドを1粒発掘するのに、数100トンものキンバーライト鉱床を採掘する必要があり、あまり効果的な方法とはいえません。

3番目の方法は、漂砂鉱床採掘法と呼ばれ、地中を掘る必要はありません。河川などに流れ出し、堆積しているキンバーライト鉱床を、パワーシャベルやブルドーザー、また、真空吸引機などで回収し、ダイヤモンドを採取します。人類が、最初にダイヤモンドに出会ったのも、この方法でした。ただし、効率はよくありません。

ダイヤモンド原石は、このように掘り出しますが、バックス & ストラウスのダイヤモンドウォッチとして独り立ちするのには、もう少し時間が必要です。お楽しみは、まだ始まったばかりです。

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BACKES & STRAUSS
 
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