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英国の流儀に従い、醍醐味を堪能。

英国の流儀に従い、
醍醐味を堪能。

英国では、気性の荒い気候に翻弄されながら、
ラフな地形に挑み、ゴルフを堪能するのです。
英国らしい醍醐味さえ感じさせる、
バックス & ストラウスのダイヤモンドウオッチです。


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英国の繁栄とともに築きあげ、磨きあげられ、色濃く文化の香りを漂わせるロンドンの街並み。やがて、街並みが織り成す、独特の積み重ねが得がたい景観となったのです。この英国を愛する人々にとって、何物にも代えがたい遺産の数々が、バックス & ストラウスのダイヤモンドウォッチを発想するための貴重な源となっています。

まず、調和のとれた、大胆な楕円のプロポーションが魅力を放つリージェント コレクションは、英国らしさに溢れた公園のある邸宅街などからインスピレーションを受けています。これらの公園や邸宅街を手掛けたのは、建築家であり、宮廷都市計画家としても著名であったジョン ナッシュでした。彼は、主に王室関係の都市計画に携わってきましたが、後にジョージ4世として即位したリージェント王子より命を受け、リージェント ストリート、リージェンツ パーク、セント ジェームズ パークを含む広大な都市計画を立案したのです。

そして、あの著名な円形状の交差点をイメージし、同時に、クラシカルな雰囲気を大切にしながらラウンドウォッチとして再現したのが、ピカデリー コレクションです。あの著名な円形状の交差点とは、もちろん、ロンドンを象徴するシンボリックな広場のひとつであるピカデリー サーカスです。サーカスとは、通りが合流する際の円形の広場。ロンドン随一の賑わいのあるピカデリーやリージェント ストリートなどが交差する位置にあるピカデリー サーカスですが、交差点の中央には、弓を構え蝶の羽根をもつアンテロス像が据えられています。実は、このピカデリー サーカスも、リージェント ストリートなどを担当したジョン ナッシュが、1819年に手掛けました。

ゴルフは、とても英国らしいスポーツだと言われています。その起源は、スコットランドとか、オランダとか、それぞれを発祥とする説があり、定説はないと言われていますが、オランダで発祥しスコットランドに伝搬した説が有力です。しかも、ゴルフがスポーツとして発展し、近代スポーツとなったのがスコットランドであったことは間違いないようです。理由のひとつが、1452年、スコットランド王国国王ジェームズ2世によってゴルフ禁止令が発令された記録が残され、ゴルフ関係の記述としては、最古のものだと伝えられているからです。禁止令は、ゴルフ人気の高まりとともに、国王の家臣たる貴族たちが武術の鍛錬などを怠ったため発令されたらしいのですが、現代でも、とても他人事とは思えません。さて、ゴルフの全英オープン選手権の開催地については、シーサイドリンクスに限る、という厳然たる決まりがあります。ゴルフの起源に立ち返り、フェアウェイも、バンカーも、ラフも、人の手を加えていない、あるがままの自然な状態を残したリンクス コースでの開催にこだわっています。しかも、冷たい雨、海からの湿った強い風という、英国特有の厳しい気候条件のなかで闘わなければいけないのです。

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楕円のプロポーションが際立つリージェント コレクションは、リージェンツ パークなどを含む広大な都市計画から着想を得ていることはお話ししました。この都市計画を担当したジョン ナッシュは、バッキンガム宮殿の設計などでも知られていますが、彼が、ロンドンにもたらした功績のひとつが、都市における公園の在り方です。たとえば、リージェンツ パーク内を歩いていくと、豊富な緑のなかに、建築的な発想による綺麗な直線や曲線の道路が巧みに配置され、自然と建築によるデザインの組み合わせが、公園としての魅力を高めていることに気づかされます。日常的に、公園を満喫できることこそが、ロンドンの豊かさであり、バックス & ストラウスのダイヤモンドウォッチのテーマに相応しいと感じさせるところでもあります。

バックス & ストラウスは、英国とロンドンを徹底して愛し、もちろん、自社のダイヤモンドウォッチの基本となるコンセプトとして、ロンドンの景観や街並みに真摯に取り組んでいます。なぜ、そこまで積極的に取り組んできたのか。そこには、世界最古のダイヤモンドメゾンとして、世界でも有数の宝石商だけが集まるロンドンに拠点を置き、永い間、ダイヤモンドビジネスを貫いてきたという実績が背景にあります。英国のど真ん中に身を置き、世界中を相手にしてきたという自負もあります。ロンドンを拠点と定め、社屋を建てた19世紀初頭には、この英国の首都は、世界でも名だたる活気あふれる国際都市として躍動していました。だから、英国の誇る伝統や文化などに敬意を表し、ロンドンの景観や街づくりへの想いを深め、知識を得ながら、ダイヤモンドビジネスはもちろん、アクセサリーなどを創作するための情熱を研ぎ澄ませてきたのです。

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MASTERS OF DIAMONDS SINCE 1789

Polishing the Diamond

バックス & ストラウスは、創作のすべてをダイヤモンドから始めています。それは、永い歴史と伝統を誇るダイヤモンドメゾンとして、最高品質のダイヤモンドの魅力を存分に伝えるためであり、さらに、ダイヤモンドの美しさを際立たせるための技とデザインを駆使し、究極のダイヤモンドウォッチを誕生させるためでもあります。

そこで、バックス & ストラウスが手掛けている希少なダイヤモンドについて、地球の奥深くで形成されるところから、シリーズで分かりやすく解説してきました。そして、長い旅路を歩んできた原石も、いよいよ、物語の第7話「ダイヤモンドの研磨」を迎えます。

ダイヤモンドの研磨は、とても緻密で重要な工程です。ブリリアンス/強い白色光とファイア/虹色の輝きとのバランスに優れた、ラウンドブリリアントカットの理想的なプロポーションである“アイデアル カット”のダイヤモンドにするためには、有能なクラフツマンによる技が求められます。研磨工程は、小さなミスがダイヤモンドの品質に大きく左右してしまうため、慎重な作業が大切なのです。

ダイヤモンド原石の基本的なシンメトリーと各部分のサイズは、ダイヤモンド研磨の第一段階であるブロッキングという工程で決まります。熟練した職人が手掛けるブロッキング工程では、まず、原石をタングと呼ばれる調節可能な工具に嵌め込みます。職人は、このタングを使うことで、研磨中のダイヤモンドの角度を制御しながら作業することができます。ブロッキング工程は、ダイヤモンドの命運を左右する重要な工程です。ダイヤモンドを正しい位置に嵌め込み、ダイヤモンドの粉末でコーティングした大型の鋳鉄製バフを使い、ひとつひとつのファセット/切子面を個別に研磨していきます。

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最初のファセットをつくった後、ダイヤモンドが備えている無限のポテンシャルを導き出すのは、ブリリアンティアリングと呼ぶ研磨による最終工程です。手磨きによってダイヤモンドに残りのファセットをつくり出し、完全無欠な“アイデアル カット”に仕上げます。“アイデアル カット”は、バックス & ストラウスが手掛けるダイヤモンドの最大の特徴で、ダイヤモンドを最高に輝かせるためのプロポーションは、内部に取り込まれた光が最大限に反射するようファセットの角度を緻密に計算。完璧なシンメトリーとなる、ハート & アローのモチーフが見事で、専用ルーペで覗くと、ダイヤモンドの上部からは8本のアロー/矢が、下部からは8つのハートが出現します。

58面のファセットから煌めきを放つ精緻なダイヤモンドは、ラグジュアリーなダイヤモンドウォッチにいつでもセットできる状態となりました。バックス & ストラウスでは、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すため、ダイヤモンドウォッチにセットする無色のラウンドシェイプ ダイヤモンドについては、どんなに小さな石でも“アイデアル カット”を施したものだけを使用することに決めています。

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